毎年クリニックのゴールデンウィークは連休ではなく連勤?です。
今年も沢山の方がこの連休期間中に色々なオペを受けられました。
当院は顔面骨形成術の患者さんも多く、北は北海道から南は沖縄、時には海外からも来られます。二重の手術のために北海道から来られることは殆どありませんが、顔面輪郭形成はインターネットを見て来られるため距離感がなくなって来ているようです。
最もポピュラーなのはエラ(下顎角広範囲骨切り術)、アゴ(オトガイ骨広範囲骨切り術)、頬(頬骨骨切り術)で、その他下顎前突症(歯槽骨セットバック法)、上顎前突症、中顔面短縮(Le Fort II)、前額形成などです。
今回は頬骨縮小術で、元々キレイな女性ですが頬骨の出っ張りだけが少々目立つ方です。術後当日に患者さんと術者が満足感をshare出来るのが顔面輪郭形成の醍醐味です(少々頬と唇の腫れがあるものの、、、)
頬骨体と頬骨弓起始部で骨切りし、7~8mm骨を切除し内前方へ移動固定します。
今日のアシストは、クリスタル歯科センターの三輪先生。
全麻は橋口先生です。
術前:頬骨の外側への出っ張りが目立ちます。
術直後:少々の腫れはあるものの頬骨の突出は明らかに改善しています。
手術1週間後:少々の腫れと頬骨がなくなった分の頬の下がりがありますが、1カ月から3か月で殆ど気にならなくなります。