当院には全国から顔面骨形成術の患者さんが来られますが、殆どの方はホームページに載せた多数の切除骨が飛びぬけて大きいからとのこと。
顔面骨形成術の難しさは、口腔内アプローチまたは非常に小さな切開でのアプローチのため、どのオペも視野が狭くて操作し難いのに加えて、オペによってはオトガイ神経の存在が大きな障害になります。実際の手術では先端1㎝の骨切りは、殆ど経験と勘の世界。今回内視鏡を導入してため、先端部分をより詳細に確認出来るようになり精度が向上しましが、慣れるまでしばらくかかりそう。
麻酔の橋口先生、アシストの遠藤先生お疲れ様でした。
右端が下顎角部。骨切りデザイン線はその直前まで来てい
左のオトガイ孔と神経幹。fiber scopeの角度の問題で骨切りラインが途中で見えない
fiberscopeで骨切り先端を確認してから切った