以前に他院で受けた隆鼻術のためupward short noseになった患者さんが手術1か月後検診に受診されました。
手術は鼻中隔延長術と鼻孔上縁下降術を同時に行いましたが、生来の場合と異なり、鼻尖部、鼻背部の瘢痕癒着が強く、4時間近くに及びました。鼻中隔延長にはonlay graft、鼻孔上縁下降術には耳介軟骨と皮膚でalar rim composite graftを行っています。
鼻孔のわずかな左右差はあるものの取り敢えずは満足されている様子。自家graftは術後変形があるためしばらく経過観察が必要です。