先日バトンリレーで幼少時の写真をSNSにアップして思い出したのが、小学生の頃は絵や工作が好きで没頭していたことです。どうやって思いついたのか、設計図もなく写真だけを頼りにマッチ棒で1カ月以上もかけて作った戦艦大和と法隆寺の五重塔は、小学生ながら周りの大人たちを驚かせた記憶。しかし接着の仕方が拙かったのか、いつしか壊れてしまい、沢山の絵も移転の際に殆ど紛失してしまったのを、生前母が悔やんでいたのを思い出す。
話は代わって、先日術後検診に来られた患者さんは、オトガイ形成術の中では難しい、アゴが長くて大きいにも拘らず後退している症例。通常のオトガイ広範囲縮小術では後退が強調されてしまい、また先端部前方移動術では却ってアゴが長く大きくなってしまうため、この方はオトガイ広範囲縮小術と先端部前方移動術を同時に行ないました。術前立体モデルでシュミレーションを行ないながら、遠い昔に夢中になった工作やプラモデル作りを思い出しました。50数年前の趣味が少しは役立っているのかも。。。