久し振りのクリニックオペ室からの投稿。
最近はドクターの人数が増えたため、顔面輪郭形成などは複数のドクターで担当を決めて行なっています。
輪郭形成術のメインは、オトガイ(アゴ)、下顎角(エラ)、頬骨の順に多いのですが、特に当院のオトガイ広範囲縮小術は、一般的な先端中抜き法に比べて切除範囲が広く変化が大きいため、患者さんは全国から来られます。
手術で最も注意が必要なのは、骨切りの際に下歯槽神経管の正確な位置の確認とオトガイ孔から出た後の神経剥離の操作です。
オペ室はリラックスした雰囲気ですが、骨切り時には一変して張り詰めた緊張感に包まれ、ピアゾとストライカーの独特な骨切り音が、静かなオペ室に響き渡ります。
縫合が終わると「皆さん、お疲れ様でした」で終了です。