4月から新人ナースが2名加わり、歓迎食事会を行いました。
ところが、こんな日に限って通常は3~4時間で終了する上顎前突症の骨切りセットバックオペが、術前シュミレーション通りに行ったものの皮膚を乗せてみると効果が何となく限定的だったので、急遽2本抜歯して追加オペを行ったため大幅に延長。患者さんは50代独身男性でお金を貯めてこのオペに臨んでおられたとのことでしたが、術後の結果に大満足な様子で、皆疲れも吹っ飛んで食事会へ。
都合で2名欠席でしたが久し振りに皆気分転換できた様子。
昨年12月に移転開院して以来色々な事情が重なりましたが、最近ようやく落ち着いて、先日プロのカメラマンにHPのリニューアル用に新クリニックの写真撮影を依頼しました。
照度計で計測し照明を調節しながらの綿密な撮影で3時間かかりましたが、さすがはプロフェッショナルのお仕事です!
毎年2月3月は、卒業入学就職のシーズンで若い患者さんでごった返します。
今年は世間では叩かれているアベノミクスの効果か、クリニック移転開院で新しくなったせいかどうか分かりませんが、例年にない忙しさです。
本日は、若い女性の上顎下顎前突症の上下歯槽骨骨切りSetback手術。ポピュラーなオトガイ骨(アゴ)下顎角(エラ)頬骨手術の頻度に比べるとそれほど多くはない手術ですが、口腔外科では歯列矯正2年後、SSRO,IVRO, Le Fortオペで1カ月近い入院が必要ですが、美容外科ではたった5時間のオペで当日帰宅、翌日から食事可能です。
このオペで難しいのは、大口蓋動脈と神経を避けながら口蓋底を切るところと、上顎下顎門歯部の咬合調整です。
麻酔の橋口先生、アシストの三輪先生お疲れ様でした。
先月の母の他界後気分が冴えないので、今夜は気分転換にサロンコンサートに出席。
当院が昨年から移転したビルのオーナー丹羽氏が趣味で知り合いの方を80名ほど招待して開くプライベートコンサートです。8Fが全フロア小コンサート会場になっており置いてあるピアノはお馴染みのSteinway&Sons。
今回はクラリネット奏者Rolf Weber氏とピアニスト都築一恵氏ご夫妻の演奏で、曲目はモーツァルトの「魔笛」に始まり僕の好きなプッチーニの「トスカ幻想曲」、ヴェルディの「椿姫幻想曲」など”クラシックの夕べ”を存分に満喫しました。
丹羽さんは現在は引退してニュージーランドで暮らしておられ、ザルツブルグ音楽祭や世界中のコンサートを回っておられるそうで悠々自適とは正にこのこと!
招待されたお礼に演奏後にブーケの花束をプレゼントして、オーナーと一緒に記念撮影。