世の中は連休ですが、当院は連勤です。
今日は、ちょうど二人の豊胸術の患者さんの検診の日でした。
我が国で最もポピュラーな美容外科手術は、先ず二重などの瞼の手術で、次に豊胸術、そして脂肪吸引という順です。
特に豊胸術は、昨年アメリカの女優AngelinaJolieが乳がんの予防的乳腺切除と同時に豊胸術を行ったことで再びブームに。。
現在はシリコンプロテーゼを用いる方法が主流ですが、将来的には再生医療で今話題のiPS細胞やSTAP細胞などが本当に実用化されれば、自分の乳腺細胞や脂肪細胞を再生して注入するだけで本物のバストが出来ることになりますが、それはまだ当分先のことになりそうです。写真は、若い女性と授乳後の下垂したバストの豊胸術後です。
21歳女性 300㏄シリコンプロテーゼ挿入
若い女性の典型的な例で、皮膚の張りが強いので、スペースを広く作成することで
柔らかい自然なバストにすることが出来ます。
48歳女性 350㏄シリコン挿入
元々かなり大きなバストでしたが授乳後に垂れてしまったとのこと。
ご本人の希望で少々大きめのシリコンプロテーゼを入れましたが、術後から柔らかくてボリュームのあるバストになりました。
一昨日に続いて、今日はマリオットホテルで開かれた循環器の学術講演会に参加。
名古屋地区の医師が200名余り出席しましたが、もちろん美容外科医は私ただ一人。
主催は持田製薬ですが、実際は名古屋大学室原教授、三重大学伊藤教授、藤田保健衛生大学尾崎教授、愛知医科大学天野教授など中部地区の循環器内科教授グループ。
先日4月6日のオペ室での写真。
25歳女性の隆鼻術のシリコンプロテーゼ入替手術、鼻中隔延長術、豊胸術(シリコンプロテーゼ)、腹部全体の脂肪吸引術、大腿部の脂肪吸引術とまさに全身の美容外科手術。
アシスタントと見学の平林先生、遠藤先生、麻酔の原田先生長い時間お疲れ様でした。