本日は頬骨骨切り術(頬骨削り)、オトガイ骨切り術(アゴ削り)の患者さんの術後1カ月検診。
顔面骨形成術の患者さんは、殆どがインターネットで調べて来られるので、日本全国距離に関係なく、この方も東京からです。1年前に他院でアゴ削りを受けたのに、少し短くなっただけで左右に張り出して却って大きく見えるとのことで当院受診。
一般的にはオトガイ神経を避けて神経孔の下方で骨切りラインが終わる水平骨切り術が行われていますが、これでは両側に断端が残るだけでなくボリューム感は改善しません。今回はオトガイ部から下顎角(エラ)前まで広範囲に切除し、同時に頬骨骨切り術も施行。
写真は切除したオトガイ骨と術後1か月の変化。少し腫れが残っているもののご本人は大満足。
術前 術後1ヶ月
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
頬骨縮小術(頬骨削り)
オトガイ縮小術(アゴ削り)
今月は日本中で美容外科の手術が一番多い月で、リクルート美容と呼んでいます。進学、就職、転勤などこれから新しい世界に入る前に美容形成の手術を受ける方が多く、皆さん前向きで希望に溢れていて手術をしているこちらも楽しくなります。
この時期は、二重の手術が圧倒的に多くほぼ毎日です。
今日の手術は、今春高校大学の15歳女性の二重、隆鼻術、鼻翼縮小術(小鼻縮小)。未成年なのでお母様も同伴です。二重は最小切開法、隆鼻術はシリコンインプラント、小鼻は鼻孔内側で皮膚を切除し、1時間半で終了。
腫れが退けば、きっと美少女です。
今日のアシスタントDrは、六本木Dr. Andy’s clinic のDr. Andyでした。お疲れ様!
私の母親はもう90歳になります。腰痛と下肢痛で歩くのも不便ですが、幸い頭と口だけは今でも達者で、携帯メールに絵文字入りで、至らない息子の私にお叱りのメールを送って来ますから、幾つになっても親は有難いものです。
母は以前から写経を書いて信光寺から京都妙心寺に納めており、住職の話では現在4200巻に達して女性では全国で初めてとのこと。次は5000巻目指して頑張ると言っていますが、家族としてはいつまでも元気でいて欲しいと願うばかりです。
正面の門柱と一番下のお堂は、母方の曽祖父らの寄進とのこと。
祖先は偉大でしたが、私は到底及びません。
庭のラインはさすがにプロの技、龍安寺の石庭なみに美しい。
実家の庭は私が時々付けていますが、とてもこうは行きません。