今夜は、名古屋東急ホテルで開かれた循環器の研究会へ久し振りに参加。
講演の内容は心不全治療や冠動脈疾患とスタチンの残余リスクなどの最新の知見。
名大の室原教授はじめ藤田保健衛生大の尾崎教授、名市大の大手教授、坂文種病院の井澤教授など顔見知りの先生方と久し振りに懇談。演者の一人豊橋ハートセンターの那須先生は、私の岐大の同級生で親しい奈良高井病院循環器センター長の西田先生が心カテの師匠(?)とのことで 正にIt’s a small world!です。
本日は30歳の日本人男性の鼻尖挙上術(ノーズアップ)。
通常この手術は、圧倒的に外国人が多く日本人には珍しい。
理由は、日本では「低くて上向きの鼻」がコンプレックスであることが多いのですが、西洋では全く逆で「高いわし鼻で下向きの鼻」が最も嫌われます。
日本人は鼻を高い低いと表現して高い鼻に憧れますが、アメリカ人は鼻をbig, smallと表現してsmall noseの方が好まれます。
手術は一般には耳介軟骨や肋軟骨でonlaygraftを作成して、鼻中隔軟骨の下降脚に固定するのですが今回はシリコンブロックを使用。
術前と術直後は写真の通りです。
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
鼻尖挙上術
私は医師になる前に建築デザイナーを志したこともあり、自宅やクリニックの内装デザインには非常に拘りがあるのですが、現在のクリニックは以前の美容外科を買い取って改装したため、余り自分のイメージには合いません。
早い時期での移転を予定していますが、取り敢えず新しいホームページ用にクリニックの写真が必要で、知り合いのカメラマンに依頼しましたが、さすがにプロが撮るとこんなイメージです。。。
今夜は診療後に腎臓の学術講演会「Kidney Forum in Nagoya」に出席。
最近増加の一途をたどる糖尿病性腎症の治療戦略について色々な視点からの講演でした。
当院では脂肪吸引で採取した脂肪細胞由来幹細胞を名古屋大学医学部の腎臓内科へ提供し、再生医療の臨床治験に協力しています。何年か前に名大附属病院院長だった松尾教授と研究会でお話ししたことがきっかけで、他にもベリテクリニック名古屋院院長の李先生や湘南美容外科名古屋院院長の高川先生などにも協力をお願いしていますが、美容外科医療が大学病院の最先端の臨床研究に役立つことが出来れば喜ばしい限りです。