毎年12月は第1土曜の岐阜大学医学部第2内科(循環器)同門会忘年会でスタート。
例年の如く超アカデミックでオーソドックスなスタイルで、現教授から同門会の事業会計報告・研究業績報告・各award授与、前教授はじめ多くの関連病院院長や医師会会長などの挨拶が続いて、漸く乾杯。席順は年功序列で、この僕がちょうど真ん中少し前という世界です。
1年振りに旧交を温め、取り敢えず今年最初の忘年会を終了しました。
一昨日は移転前のクリニックでの最後の手術。最後はやはり顔面輪郭形成術で、東京の20代女性の下顎角広範囲骨切り術+頬骨骨切り術。
東京からDr.Andy、名古屋から三輪先生、岐阜から遠藤先生が参加し、麻酔科医は口腔外科専門麻酔医の橋口先生でしたが、オペは5人のドクターが和気藹々で順調に4時間弱で終了。
小木曽クリニックで開業してからちょうど10年、コムロ美容外科時代から数えると23年。多くの思い出の残るクリニックですが今月末で一旦閉鎖し、12月20日より新クリニックで正式オープンです。…
新しいクリニックは、デザインから設計まで僕自身が参加して詳細にこだわったため完成が大幅に遅れましたが、取り敢えず『ハッとときめく斬新なデザイン』という当初のコンセプトをどの位クリア出来たか、乞うご期待というところです。
先日のアゴ削り(オトガイ骨広範囲骨切り術)は茨城県の男性で、切除した骨の大きさは幅10㎝、全長15㎝。多分日本で最大。。
毎回Maxに挑戦しているためか、アシストの遠藤先生曰く「先生、実際にこのオペを見ても絶対に誰も真似できないですよ」?!
最近は顔面輪郭形成の患者さんがインターネットを見て、日本だけでなく中国からも来られるようになりました。先日頬骨骨切りを受けられた21歳の中国人女性は、共産党幹部のお嬢さんらしく現在海外の大学へ留学中。オペ代金は同行の母親が中国銀行のプラチナカードでポンと支払って行かれました。抜糸までマリオットのスイートに2週間宿泊するとのこと。こんな時代が来るとは誰も想像出来ません。(^_^;)