年末に新クリニックへ移転のため、最近は毎週色々な会議と打ち合わせばかりで一体何が本業か分からない状態。。
取り敢えず建築法、消防法、薬事法などは業者に任せて、僕は全体のデザインとオペ室に専念。
コンセプトは、エントランスを入ると『ハッとときめく斬新なデザイン』です。…
コンペを落としたデザイン事務所が、僕の要求したイメージで先ず作成したCGイラスト2案。両方ともまだまだです。
美容外科手術の中で、究極の手術と言われるのは顔面輪郭形成。
最近はインターネットで簡単に情報が得られることもあって、希望される患者さんの数は急速に増えて来ています。
特の多いのはアゴ削り(オトガイ骨広範囲骨切り術)とエラ削り(下顎額広範囲骨切り術)。前者が難しいのはオトガイ神経幹の存在で、これを避けて広範囲にエラまで自然なラインを形成して骨切りすること、後者が難しいのは狭い視野で下顎角からオトガイ部まで自然なカーブで広範囲に骨切りすること。
もちろん何事も経験(強いて言えば年齢?)と技術ですが、大部分は職人芸のようなもの。写真は先週のオペの2名で、エラは明らかな左右非対称です。
患者さんも術者も2週間後検診が楽しみ。。。
エラ(下顎角)の左右差が目立つ方です。
術前のシュミレーション通り、右をわずかに多く切除しています。
最近顔面輪郭形成の患者さんが、北は北海道から南は沖縄に至るまで急に増えて来ましたが、当院のITマーケティング担当が詳細な解析が出来ずに情けない話!
顔面輪郭形成の患者さんは、大体結婚前の20代~40代までの女性が多いのですが、最近はイケメンブームに乗って男性も増えて来ました。
今回は宣伝用顔出しモニターに応募して来られた27歳男性の頬骨骨切り術。さすがに倍率15倍を勝ち抜いただけあっていい顔をしています。
術前と術後2週間後の写真、頬骨の横への突出の改善が分かります。術者は大いに自己満足?!