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母校の同門会忘年会

毎年12月の第1土曜は、岐阜大学医学部第2内科(循環器)の同門会忘年会。

数ある忘年会の中で最もアカデミックでオーソドックス。准教授の西垣先生から同門会の事業会計報告、湊口教授から本年度の研究業績報告及び各awardと学位授与状況、そして各関連病院院長の挨拶、元日本医師会副会長の岩砂先生から日本の医療情勢のupdateな講義と続きます。今年は残念ながら渋滞で着くのが遅れて聞き逃しましたが、、(^_^;)

唯一の美容外科医ということであちこちのテーブルでシワタルミの即興カウンセリング(?)をこなした後、藤原名誉教授と岩砂先生と1年振りに歓談70代でもバリバリの現役病院長、理事長職で皆さん超元気。こちらはまだまだというところか??

 
2列目中央の現教授と前教授の間に立っています。

 
藤原名誉教授と岩砂元日本医師会副会長とともに。
着物の夫人は藤原先生の奥様で二人ともに京大医学部卒!
 

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抗菌化学療法研究会

先日何年振りかに風邪をひいてしまい、治るのに何と2週間!
咳が余りに酷かったのでマイコプラズマかと思いクラリスを服用する羽目に、、、夜中咳で眠れずに仕事をしたおかげで大いにはかどりました。。。
そんな訳で今回は感染症の研究会に参加。最先端の臨床結果が聞けて大変勉強になりましたが、特にインフルエンザ治療薬開発では世界的な木戸博先生の講演は、内容が非常に面白くて久し振りに感動。

「現在のインフルエンザワクチンは、血中IgMを産生することで肺炎の予防にはなるが、気道粘膜のIgAを産生しないため感染の予防は出来ない。」という言葉に、出席の医師は皆目から鱗でした。

 
タイムリーな研究会だったせいか満員御礼。。

 


知り合いの先生達と歓談。。
こしの内科越野先生、千賀クリニック千賀先生、岐阜西病院葛西先生
大正富山薬品の木村さん
 
 

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下顎角広範囲骨切り術 EMAO(Extended mandibular angle osteot

今日は、博多から来られた36歳女性の下顎角広範囲骨切り術(エラ削り)
顔面骨形成術は、20数年前にアジアでは日本以外で殆ど出来ませんでしたが、最近は他の業種と同様、韓国中国の目覚ましい発達でかなり追い上げられています。

エラ削りは顔面骨形成術の中で最もポピュラーな手術の一つですが、色々な制約下で完璧に近い結果を得るのは中々難しい。
左右対称に緩いカーブを描いて骨切りするのですが、特にオトガイ部付近まで長く緩やかに切るのは何度やっても難しいものです。
結果はほぼ予定線通り、広範囲の名に恥じない?長さ9.5㎝ 幅1.7㎝です。
本日のアシストDrは、福島県の伊達クリニックの浅野先生でした。お疲れ様。

 
  
   
  

 
 長さ9.5㎝ 幅1.7㎝
 

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左右非対称アゴ形成術

本日のオペは、左右非対称のオトガイ骨(アゴ)広範囲切除術。
患者さんは34歳女性で東京から来られましたが、成長の過程で下顎骨が左にrotateして変位しているため、通常のオトガイ骨広範囲切除では左右差が却って強調される結果になります。
左右で切除量に差をつけるとともに、顔の中央から左に7mmずれていた下顎の先端(黄色線)を右に7mmの位置(赤色線)に新しく形成。完全な左右対称の骨切りも中々難しいのですが、僅かな差をつけるのはもっと難しい。
歯科矯正後に口腔外科でIVROという選択肢もありますが、患者さんは近々結婚式で2年は待てないとのことでこの術式を選択。
結婚式の写真を送って頂けるとのことで大いに楽しみです。

 

 
下顎骨が左へ変位しているため、左のボリュームが大きくアゴの先端が左へずれて見えます。
赤色の線は骨切り予定ラインで、左側の切除量を大きく取り新しいオトガイの先端を右へ7mm移動させて、顔全体の中心線に一致させています。


ほぼ術前の予定ライン通りに左側を大きく非対称に骨切りを施行。黄色の線が下顎骨の中央線、赤色の線は顔面の中央線に合わせた新しいオトガイの先端。

 
ほぼ術前の予定通りに骨切りされているのが分かります。
もちろん、術後に患者さんに見せることにしています。  
  

 

 

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