今月は日本中で美容外科の手術が一番多い月で、リクルート美容と呼んでいます。進学、就職、転勤などこれから新しい世界に入る前に美容形成の手術を受ける方が多く、皆さん前向きで希望に溢れていて手術をしているこちらも楽しくなります。
この時期は、二重の手術が圧倒的に多くほぼ毎日です。
今日の手術は、今春高校大学の15歳女性の二重、隆鼻術、鼻翼縮小術(小鼻縮小)。未成年なのでお母様も同伴です。二重は最小切開法、隆鼻術はシリコンインプラント、小鼻は鼻孔内側で皮膚を切除し、1時間半で終了。
腫れが退けば、きっと美少女です。
今日のアシスタントDrは、六本木Dr. Andy’s clinic のDr. Andyでした。お疲れ様!
私の母親はもう90歳になります。腰痛と下肢痛で歩くのも不便ですが、幸い頭と口だけは今でも達者で、携帯メールに絵文字入りで、至らない息子の私にお叱りのメールを送って来ますから、幾つになっても親は有難いものです。
母は以前から写経を書いて信光寺から京都妙心寺に納めており、住職の話では現在4200巻に達して女性では全国で初めてとのこと。次は5000巻目指して頑張ると言っていますが、家族としてはいつまでも元気でいて欲しいと願うばかりです。
正面の門柱と一番下のお堂は、母方の曽祖父らの寄進とのこと。
祖先は偉大でしたが、私は到底及びません。
庭のラインはさすがにプロの技、龍安寺の石庭なみに美しい。
実家の庭は私が時々付けていますが、とてもこうは行きません。
今夜は、名古屋東急ホテルで開かれた循環器の研究会へ久し振りに参加。
講演の内容は心不全治療や冠動脈疾患とスタチンの残余リスクなどの最新の知見。
名大の室原教授はじめ藤田保健衛生大の尾崎教授、名市大の大手教授、坂文種病院の井澤教授など顔見知りの先生方と久し振りに懇談。演者の一人豊橋ハートセンターの那須先生は、私の岐大の同級生で親しい奈良高井病院循環器センター長の西田先生が心カテの師匠(?)とのことで 正にIt’s a small world!です。
本日は30歳の日本人男性の鼻尖挙上術(ノーズアップ)。
通常この手術は、圧倒的に外国人が多く日本人には珍しい。
理由は、日本では「低くて上向きの鼻」がコンプレックスであることが多いのですが、西洋では全く逆で「高いわし鼻で下向きの鼻」が最も嫌われます。
日本人は鼻を高い低いと表現して高い鼻に憧れますが、アメリカ人は鼻をbig, smallと表現してsmall noseの方が好まれます。
手術は一般には耳介軟骨や肋軟骨でonlaygraftを作成して、鼻中隔軟骨の下降脚に固定するのですが今回はシリコンブロックを使用。
術前と術直後は写真の通りです。
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
鼻尖挙上術