私は医師になる前に建築デザイナーを志したこともあり、自宅やクリニックの内装デザインには非常に拘りがあるのですが、現在のクリニックは以前の美容外科を買い取って改装したため、余り自分のイメージには合いません。
早い時期での移転を予定していますが、取り敢えず新しいホームページ用にクリニックの写真が必要で、知り合いのカメラマンに依頼しましたが、さすがにプロが撮るとこんなイメージです。。。
今夜は診療後に腎臓の学術講演会「Kidney Forum in Nagoya」に出席。
最近増加の一途をたどる糖尿病性腎症の治療戦略について色々な視点からの講演でした。
当院では脂肪吸引で採取した脂肪細胞由来幹細胞を名古屋大学医学部の腎臓内科へ提供し、再生医療の臨床治験に協力しています。何年か前に名大附属病院院長だった松尾教授と研究会でお話ししたことがきっかけで、他にもベリテクリニック名古屋院院長の李先生や湘南美容外科名古屋院院長の高川先生などにも協力をお願いしていますが、美容外科医療が大学病院の最先端の臨床研究に役立つことが出来れば喜ばしい限りです。
今年もこの時期に開かれる「東海創傷治癒フォーラム」に参加。
創傷治癒に関する最新の知見を、形成外科、血管外科、皮膚科、循環器科の4つの異なった分野が合同で研究するユニークな会議です。
美容外科医で参加しているのは私一人ですが、分野が異なるため話す機会も少ない先生方と毎年この会議で会っているうちにすっかり親しくなりました。
今回の講演は、関西医科大学附属病院教授の駒井先生による「重症下肢虚血の最先端のバイパス手術」と札幌傷ケアアンチエイジング研究所所長の小浦場先生の「超重症下肢虚血の集学的治療」の2講演。最近は下肢静脈瘤のDaysurgery専門のクリニックが増えており、専門分野外の私には興味深く参考になりました。
この会の創設者である名古屋大学医学部名誉教授の鳥居先生は、現在椙山女子大学で悠々自適でお元気そうでした。
小浦場先生は、美容外科もされているそうで盛り上がりました。