23歳日本人女性の頬骨削り(骨切り術)、エラ削り(下顎角骨切り術)及び額形成術を予定しています。
頬骨と下顎角は通常通りの術式で、頬骨前方と弓部起始の2か所で骨切りして内方移動し固定する方法と、下顎枝からオトガイ孔下まで広範囲に骨切り(Extended angle splitting)する方法です。
額形成術は、前額頭髪部境界を切開して骨膜下剥離した後、Biopexという石膏状の骨ペーストで額を平らに形成します。
何とこの骨ペーストは、カメラのペンタックスの製品です。
患者さんの希望は、西洋人のような丸みとボリュームのある額です。
知り合いのドクターに限定して5人まで見学を受け付けています。
See you in the OR!!
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
頬骨縮小術(頬骨削り)
下顎角部縮小術(エラ削り)
これは創傷治療に関して形成外科・循環器内科・血管外科が合同で研究するというユニークな会議です。
half-closedですが、偶々私が名大形成外科の亀井教授、循環器内科の室原教授、血管外科の古森教授の3人ともに親しいので毎年参加しています。
毎回創傷治療に関するupdatedな話題が出され、今日は長崎大学形成外科の秋田先生の「b-FGFの有用性」の特別講演が興味深いものでしたが、一般演題で「脂肪注入による豊胸術の合併症」に関する発表があり、参加者で唯一の美容外科医の私がコメントをする羽目になりました。
調子に乗って少々長く話し過ぎましたが、有意義なひと時でした。
左が名大形成外科の鳥居名誉教授、右が亀井教授です。鳥居先生にいつもダンディーですねと言ったところ、退官後椙山女子大の教授になってから周りから若返ったといわれて困る?とのことです。亀井先生にはいつもお世話になっていますが大変気さくな方です。