顔面輪郭形成に美しさのこだわりを入れるとこうなる!?
最近の顔面輪郭形成術のKey wordは、「ますます精巧かつ安全!」
以前は術前X線画像を計測しセファロ分析にて手術計画を立てていましたが、最近は高画質の3DCT画像と透明立体モデルによって、患者様にとって視覚的に大変分かりやすく、また下歯槽神経管の正確な描出で非常に綿密かつ安全な手術が可能になりました。
とは言っても、実際は狭くて限られた視野でのオペを強いられるため、それ程簡単ではありませんが、、、
#顔面輪郭形成 #エラ削り #アゴ削り #術前3DCT #下歯槽神経管
術前シュミレーションによる骨切り予定ライン:ミリ単位の綿密なデザイン
実際の骨切り切除骨:術前のデザインとほぼ同一な骨切りライン
最近院長室の机で、3D透明立体模型にシュミレーションラインを描くのが日課です。3Dプリンターで作成するのに費用がかかりますが、このクリスタルのようなモデルのおかげで精密性と安全性が担保され、手術時のストレスが殆どなくなりました。
最近の顔面輪郭形成術で増えているのが、下顎骨全体骨切り術。以前はアゴ削りやエラ削りのようにオトガイ部先端や下顎角部のみの狭い範囲の手術が多かったのが、当院が先駆けてオトガイ部広範囲骨切り術や下顎角広範囲骨切り術を積極的に行って来たためか、患者さんの要望と審美眼も年々進化して、最近はオトガイ部から顎関節直下近くに至る下顎骨全体の骨切り術が増えて来ました。ポイントは二つの手術の繋ぎ目を如何にスムーズなラインにできるかですが、変化が非常に大きい割に自然な外観が得られるのが特長です。
ゴールデンウイークで世の中は10連休、クリニックは中1日休みの9連勤!!! 毎年ゴールデンウィークはオペ予約が集中しますが、今年も連休の中連勤してくれるスタッフに感謝!!こうして昭和の日、平成最後の日、令和最初の日が全て顔面輪郭形成術というのも象徴的です。
今まで顔面輪郭形成術の術前シュミレーションは、3D-CT、神経管描出ソフト、X線、歯列モデルなどで行ってきましたが、今回から透明の3D立体模型を導入。3Dプリンターによる合成樹脂モデルでオトガイ神経管が非常に精巧に再現されているので、実際の手術中に確認でき安全性と正確性がより向上しました。何よりも手術中のストレスが大きく軽減!
また今まで使用していたヘッドランプが古くなったので、新規にハイネのLEDヘッドランプを購入。ポータブル型でとても軽いので長時間のオペでも首が疲れず気分上々!3月4月の忙しい時期もこれで乗り切れそうです。