世の中はお盆の大型連休!クリニックは9連勤!先週から8日連続の顔面輪郭形成術でNew record達成!最近特に増えたのが下顎角(エラ)広範囲骨切り術で、原因は今年初めから骨切りラインを変更して、今まで下顎角後方上部からオトガイ孔付近まで7.5㎝~9㎝ほど切除していた方法から、下顎枝後縁顎関節直下から緩やかなカーブを描いてオトガイ孔前方1~1.5㎝まで総長9~11㎝に骨切りを延長し、その切除骨をWebsiteにアップしたためのようです。
目標は単純で「どこよりも大きく、安全で、腫れが少なく!」です。
忙しい中参加された先生方、ご苦労様でした。
せっかくのシルバーウィークも休みが取れずに連勤で大いに働きました(´_`。)
お彼岸の中日だけは、母の喪中でもあり実家の仏壇、お寺とお墓参りをして来ましたが、、、
先日福岡からの患者さんは、顔面骨形成術3か所(オトガイ広範囲骨切り+下顎角広範囲骨切り+頬骨骨切り術)に加えて豊胸術を受けられ、途中coffee break 30分はさんで合計7時間の大手術で流石に疲れました。。。術後の痛みも殆んどなく腫れも最小限、当院の超エキスパートな麻酔科医の業で術後10分で覚醒、リカバリールームでたった1時間半の休憩で元気に隣接のホテルへ戻られました。
最新の80 slice Helical 3D-CTは まるで実物を見ているように鮮明で素晴らしい(写真は別のサンプル)…
久し振りに同級生の六本木のDr. Andyがアシストに来てくれました。
先日海の日はクリニックは3連休ならず3連勤。
日曜日のオトガイ骨形成は大阪から来られた患者さんで他院手術の追加修正でした。
患者さんが満足出来ない理由は、オトガイ先端部だけの狭い範囲の骨切りのため効果が少ないばかりか両側に角が残って顎が広がってしまう典型的なパターンです。当院では広範囲骨切り術の名前のごとく、オトガイ神経下ぎりぎりに回り込んで下顎角直前までをカーブを描きながら骨切りするというthrillingなオペのため、初めて見学するドクターは神経を切断しないかとハラハラドキドキです。結果は切除した骨片の通り!
翌日海の日は、下顎角(エラ)広範囲骨切りで限界まで切除して長さ9.5㎝。アシストの三輪先生お疲れ様でした。
毎週土日祝日は遠方からの顔面輪郭形成の患者さんの予約が多く、今日も父の日の日曜日にもかかわらず、オトガイ骨(アゴ)広範囲骨切り術で2時間のいい汗(?)をかきました。
・この手術の最大の難点は、下顎第4~5歯下方の左右オトガイ孔から出ている神経の存在です。通常の方法ではこの部分の骨を完全露出することが出来ないため、先端の狭い範囲の骨切りだけとなります。短くすればするほど外側で膨らんだ丸い鈍な感じのオトガイになって、患者さんが求める細くて小さなアゴのイメージからはかけ離れた結果になってしまいます。
・中抜き法と称する術式の欠点も全く同様で、左右のオトガイ神経の間の狭い範囲の手術になるため、変化が少ないばかりか中抜きした後、先端部をチタンプレートで固定すると外側に必ず段差が残りますが、オトガイ神経が邪魔になってこの段差の完璧なスムージングが不可能です。
・当院のオトガイ骨広範囲骨切り術は、この欠点をほぼ完全に解消して、下顎角(エラ)直前までの広範囲を緩いカーブを描いて左右対称に骨切りを行うことで、全く異次元の結果が得られます。切除骨の大きさは幅で8cm~9cm、全長では12㎝~15cmに及びます。
・最近当院で導入したファイバースコープと、当院の隣に3月にオープンした大名古屋ビルヂング内の提携クリニックでの最新の 80 slice 3-D CTでは非常に鮮明な画像が得られるため、オペの精度が更に向上しました。