昨年11月当院にてエラ削り(下顎角広範囲骨切り術)を受けられた患者さんの3カ月後検診の結果。
エラ削りは顔面骨形成の中で最もポピュラーな手術の一つですが、手技上の制約のため正面で大きな効果を出すのは中々難しい。
患者さんは福岡在住の20代の女性ですが、出来るだけ大きな効果を希望され、下顎角(エラ)からオトガイ部(アゴ)に及ぶ広範囲骨切り術と外側皮質骨切除を行い非常に満足できる結果に。…
通常は骨のボリュームがなくなった部分は暫く皮膚が弛むのですが、さすがに若さか回復も早い!
患者さんは6月に結婚式で髪の毛をアップにする予定で、その時の写真を送ってくれるそうです。
Happy wedding !!
今年最後の顔面骨形成は、やはりオトガイ部広範囲骨切り術(EGO).
横浜から来られた患者さんは、以前他院で手術を受けられた結果が物足りないということで当院へ。
多くの患者さんと同様、HPの異次元に大きい切除骨片のインパクトで患者さんの期待は最高潮ですが、医学的限界と顔全体の美的バランスを説明してcool down?…
オペはいつのも如くにオトガイ神経を伸長させて左右対称に最大限に切除。
腫れが退いた後で患者さんが大喜びする姿を想像しつつ、今年も終了です。
アシストのクリスタル歯科センター三輪先生疲れ様でした。
今日は、博多から来られた36歳女性の下顎角広範囲骨切り術(エラ削り)
顔面骨形成術は、20数年前にアジアでは日本以外で殆ど出来ませんでしたが、最近は他の業種と同様、韓国中国の目覚ましい発達でかなり追い上げられています。
エラ削りは顔面骨形成術の中で最もポピュラーな手術の一つですが、色々な制約下で完璧に近い結果を得るのは中々難しい。…
左右対称に緩いカーブを描いて骨切りするのですが、特にオトガイ部付近まで長く緩やかに切るのは何度やっても難しいものです。
結果はほぼ予定線通り、広範囲の名に恥じない?長さ9.5㎝ 幅1.7㎝です。
本日のアシストDrは、福島県の伊達クリニックの浅野先生でした。お疲れ様。
本日のオペは、左右非対称のオトガイ骨(アゴ)広範囲切除術。
患者さんは34歳女性で東京から来られましたが、成長の過程で下顎骨が左にrotateして変位しているため、通常のオトガイ骨広範囲切除では左右差が却って強調される結果になります。
左右で切除量に差をつけるとともに、顔の中央から左に7mmずれていた下顎の先端(黄色線)を右に7mmの位置(赤色線)に新しく形成。完全な左右対称の骨切りも中々難しいのですが、僅かな差をつけるのはもっと難しい。
歯科矯正後に口腔外科でIVROという選択肢もありますが、患者さんは近々結婚式で2年は待てないとのことでこの術式を選択。
結婚式の写真を送って頂けるとのことで大いに楽しみです。
下顎骨が左へ変位しているため、左のボリュームが大きく
赤色の線は骨切り予定ラインで、左側の切除量を大きく取
ほぼ術前の予定ライン通りに左側を大きく非対称に骨切り
ほぼ術前の予定通りに骨切りされているのが分かります。
もちろん、術後に患者さんに見せることにしています。