もう一つの特別講演は、長年ハリウッド映画の特殊メイクをされていた江川悦子さんの「特殊メイクの世界」を見せて頂きました。
サプライズでは、座長をしていた波利井教授の席へ特殊メイクで波利井教授になった会長の細川教授が来て握手するというもので、突然の出来事に皆あっけにとられた後大爆笑で大受けしていました。
特別講演では、人型ロボットアンドロイド、ヒューマロイドの第一人者、大阪大学知能ロボット学の石黒浩教授の講演がありました。写真のようにステージ左に石黒教授、右にモデルの女性が椅子に座って教授の講演が始まりましたが、よく見ると何と2人ともロボット。女性の口の動きも自然です。講演が終わりステージに皆さんが集まったところで、ロボットの髪の毛を上げるとその下は完全にターミネーターの世界で、「おおっ!」というどよめきが上がっていました。
大阪で開かれた日本頭蓋顎顔面外科学会に参加。
これは頭蓋顎顔面領域だけに特化した専門的な学会です。
内容は顔面骨骨折や腫瘍手術後の修復やCrouzon病、Apert症候群などの種々の先天奇形による顔面骨変形の治療、眼瞼や口蓋裂の修復など広く範囲を含んでいます。
講演や発表は、変形した顔面骨を骨移植と固定で修復する方法や、先天奇形では骨移植か骨延長かの選択が議論になっていました。
画像シュミレーションは益々進化していますが、今回3-Dの食塩立体シュミレーションモデルが非常に興味深く、当院でも利用出来そうなupdateの情報が得られました。