立ち耳とは、耳介の対耳輪の形成不全で折れ曲がりが少ないために耳が立って大きく見える状態で、程度も軽度から重症まで様々です。手術は、耳の裏側を切開して耳介軟骨を後ろ側へ折り曲げて対耳輪の曲線を形成しますが、いかに自然な形にするかがポイントです。単純に折り曲げただけでは、対耳輪が直線的になったり上脚と下脚が形成されません。
1.5~2時間です。
圧迫固定 | 折り曲げた軟骨を癒着させるためと血腫予防のためにテープとフェースバンデージで3~5日間圧迫固定します。 |
腫れ | 3~5日ほど腫れますが、徐々に退いて行きます。 |
内出血 | 稀に出現する場合がありますが、1週間程度で消失します。 |
抜糸 | 7日~10日くらいで抜糸できます。 |
傷痕 | 耳の裏の傷痕は経過とともに徐々に目立たなくなります。 |
稀に、耳介軟骨を固定した透明の糸が露出して来ることがありますが、検診にて抜糸すれば特に問題はありません。